記事一覧

新年度おめでとうございます

桜の便りが次々に聞かれるこの折、新年度を爽やかにスタートさせたいですね。

さて、昨年には新年のご挨拶記事のUPが二月になってしまったので「旧暦です!」と言い張って誤摩化すという無理矢理な内容になりましたが、今年は四月になってしまったので「新年度おめでとうございます」という形になりました。
相変わらずのマイペースです。

では、2014年12月に開催されたアートイベント「招待作家展【対】相関のカタチ」のご報告をしたいと思います。
またしても運命的な出会があったので、まずはそのお話から。

ファイル 40-1.jpg
特定非営利法人JAVA様とコラボしたアート作品を展開する「うさぎ組」の大山結子と、特定非営利法人かものはしプロジェクト様とコラボしたデザイン作品を展開する「SUDACHI」の舩橋宗平様。
「…どうして一つの招待作家展に、NPOとのコラボレーションをする作家が二人もいるんだろう…」。
私も舩橋様も、なんて奇遇なのかと驚きました。

向かって右にいる美青年が、デザイナー、建築士の舩橋宗平様。
「カンボジアなど発展途上国で子供の人身売買が行われている」という社会問題を扱い、現地の警察をはじめとする様々な団体や場所と関わりながら、状況を改善していくためのデザイン作品や、デザイン性の高い建築物を作ってらっしゃいます。
画像の上部に見える吊り照明もその一つ。舩橋宗平様の作品で、カンボジアなどから採れる素材を使ったオシャレなインテリアです。
舩橋宗平様がコラボしている「NPOかものはしプロジェクト」(カンボジアでの子供の人身売買をなくすための活動団体)のパンフレットを、私こと大山結子が掲げさせていただいております。

化粧品類のための動物実験、ガザやパレスチナでの紛争、原発などなど、世界中には解決したくてたまらない社会問題が、まだまだ沢山あります。舩橋宗平様から、カンボジアなど発展途上国で行われている子供の人身売買という社会問題について色々と教えていただきました。

私は以前に「国際連合大学」(学生が通う大学ではなく、日本にある国際連合の純研究機関です)にて、国際連合の皆様とのコラボレーションのアートイベントにも、「うさぎ組」出展と、「生物多様性」をテーマにした演劇の制作と出演をさせていただいたことがあります。その時からご縁のある、国際連合と関係の深い方々に、「発展途上国での子供の人身売買についてを観客に知らせ、考えてもらう」というテーマのアート・デザイン系イベントをやりたいと、企画を持ちかけたらいいのじゃないかしら?と素人考え…。
こういう社会問題なら、まさに国際連合の出番なのじゃないかなぁ?とぼんやり思いつつ、また国際連合関連の方と一緒に何かのアクションを起こせないか模索中です。

画像は、舩橋宗平様にうさ耳装着をしていただき、「NPO法人JAVA(動物実験の廃止を求める会)」様(いつもお世話になっております)のリーフレットを手に持っていただいたポーズで記念撮影したものです。


ファイル 40-2.jpg
次に、うさ耳を装着したいと申し出てくださった、日本画家の山田久美子様と、大山結子。

山田久美子様は、背後に写っている、銀箔を使った優雅な画風の日本画作品での招待出展です。
絵のクオリティは一目瞭然の美しさ。
山田久美子様は「うさぎ組」の作品内容にも積極的に興味、関心を持ってくださいました。お話をうかがったら、「皮膚に異常が発生して病院に行ったら、化粧品が原因だと医者に言われた」とのこと。山田久美子様は長年、M社の化粧品を愛用してきたそうです。

よく聞く話ではあるけれど、自分自身の身に起きたことで、そこらじゅうで販売されている化粧品の恐ろしさを、強く実感されたご様子でした。
以来、肌に直接触れる化粧品類に気をつけるようになったそうで、山田久美子様は、うさぎ組が販売している「安心・安全な化粧品類を選ぶためのヒントグッズ」もすすんでご購入くださいました。

「安全な製品だと思って使っていた化粧品が、実はこんな病気の原因物質で、知らずに何年も愛用しているとこんな目に遭うのね。」

「動物実験した化粧品が原因で深刻な病気にかかってしまう」前に、身の回りにあるモノ達を、より安全性の高いモノに切り替えることができて、病気を回避できる消費者が増えますように。
「消費者の知る権利」がもっと尊重される社会になりますように。

ファイル 40-3.jpg
会場では、「JAVA(動物実験の廃止を求める会)」様のリーフレットを、誰でも手に取れるよう置いてくださっていました。ギャラリー様に感謝です。


ファイル 40-4.jpg
そしてもう一つ、私こと大山結子も発行に協力しているフリーペーパーも、ギャラリー様は卓上に並べておいてくださいました。
こちらは、画家、ライターの増山麗奈さんと、アイドルでもありヨーガ講師でもある千葉麗子さんが「子供を持つママ達が、安心して子供に食べさせることができる食べ物を、選びやすくなるように」と工夫して作られた冊子で、原発関連情報や、日本の原発関係の汚染図マップなども掲載されています。
そう、原発や、原発由来の有害物質を含む食材を知らずに食べてしまって内部被曝して病気になってしまう、というのも、看過できない社会問題です。

この一回の招待作家展だけでも、深刻な社会問題が三つも並んでいます。
そして、それらに向かって、アートの力で改善に向かわせようとする人々の姿も。

文化的近代には、科学、道徳、芸術を融合させて、特権的なアートの場と、現実の生活との間に開きすぎている長い距離を縮めていくことが必要不可欠だよね、なんて、やっぱり思ってしまいます。


ファイル 40-5.jpg

来年の桜が咲く頃には、これら社会問題が、もう少し解決していますように。

読んでくださり、ありがとうございました。
☆大山結子☆